最近の探鳥会から 2023

各務野自然遺産の森探鳥会 

 開催日時 :  2022年12月11日 9:00~ 晴れ
 探鳥会場所 :  各務原市各務車洞「各務野自然遺産の森」 
 参加者数 :   34名 (会員30名、一般4名)
 確認した鳥 :
キセキレイ、セグロセキレイ、カワラヒワ、シジュウカラ、エナガ、ヤマガラ、メジロ、コゲラ、アオゲラ、ジョウビタキ、ウグイス、モズ、アオジ、シロハラ、ハシブトガラス、ミソサザイ、ヒヨドリ、カルガモ、マガモ、カイツブリ、
以上20種
 コメント :   12月になるというのに温暖な日が続くせいなのかどこへ行っても冬鳥が少ない、と嘆く日が続き、担当者として不安な気持ちを抱いていた。一週間前に下見に訪れた時には静かな森をただウォーキングするだけで終わってしまった。そこへ、数日前からカメラマンが目当てとする鳥がいつもの場所にき出したという情報を得、気を取り直して探鳥会を開始した。歩き始めて程なく、カラ類の群れに遭遇し、木々の梢を見上げているとアオゲラを発見。参加者一同は滅多に見ることの出来ないキツツキとあって大注目。「逃げないでくれ~」との祈りが通じたのか、アオゲラは一ヵ所をつつくことに夢中で、スコープを使ってアップの姿を観察できるほど長い時間いてくれた。このアオゲラだけで10種類分の満足は出来たと感じた。出だしから気分よくチラリと姿を見せたミソサザイを後にして、林を抜けた広場にジョウビタキとゆっくり対面。広場の池ではカルガモとマガモのメスとの違いをじっくりと観察できた。やはり冬鳥は「寒い冬にこそ!」と期待を次回につなげたい探鳥会だった。
 報告:伊藤恭博